【研究テーマ１．公共施設の再編】
高度成長期を中心に整備が進められてきた多くの公共施設が更新時期に差し掛かるなか、現代の社会的、経済的状況に対応しつつ、将来に向けた公共施設のあり方を構想し、再編を進める必要があります。この公共施設の再編は、決して「公共施設の削減」ではなく、現代および将来に向けて公共施設のストックを様々な手法を用いてバージョンアップすることにほかなりません。
当研究室では、スポーツ施設や教育文化施設などの多機能化に向けて、より実践的な研究を進めています。

【研究テーマ２．郊外住宅地の再整備】
1960年代ごろから全国で開発が進められた郊外住宅地では、住民の世代交代が進んでいます。住民のライフスタイルの変化、モビリティの変化、共働き世帯の増加など様々な要因によって、郊外住宅地の姿は変わっていきます。そのような中で、現代の住宅地の課題に対応しつつ、将来に向けて継承する郊外住宅地の価値を見出すことが求められます。
当研究室では、郊外住宅地の特徴を生かした住みこなしの方法について、研究を進めています。