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2024.10.22 現在

教員情報詳細

岡村 昇(オカムラ ノボル)
オカムラ ノボル 岡村 昇 Noboru Okamura
所属名称

薬学部 薬学科

資格

教授

学位

博士(薬学), 薬学修士, 薬学士

研究分野

医療系薬学

キーワード

医薬品の適正使用

社会貢献活動

薬学共用試験センターOSCE実施委員会 副委員長

メールアドレス
  • 個人
  • nokamuraアットマークmukogawa-u.ac.jp
教育研究業績書

https://www.mukogawa-u.ac.jp/gakuin/gyoseki/pdf/id_15400.pdf

医薬品の適正使用

これまで、一貫して臨床での薬物治療に応用できることを目指して、研究を行ってきました。具体的には、①Drug Repositioningの観点から、生活習慣病に用いられる医薬品が抗がん薬として用いることができるのではないか、②薬物相互作用が問題となっている組合わせの機序を明らかにし、医薬品の適正使用に繋げる、という研究です。
①生活習慣病治療薬は長期間服用する医薬品であり、長期投与しても安全であることが明らかになっています。一方、がんに対する治療薬は副作用が強く、副作用で亡くなる例、副作用で治療継続が難しくなる例が多く存在しています。そこで、安全であることが確認されている糖尿病治療薬ががん細胞に対して効果を示すことが明らかになれば、安全で有効な抗がん薬、しかも安価に入手できる医薬品を提供できることになります。これまで、糖尿病治療薬トログリタゾンや高血圧治療薬テルミサルタンなどの腎臓がん、肺がん、膵臓がんなどに対する効果を明らかにしています(1-3)。
②抗凝固薬であるワルファリンは、主としてCYP酵素によって代謝され、体内から消失しますが、種々の医薬品や健康食品等で代謝阻害を受けると作用が増強し、出血による副作用が引き起こされることが知られています。そこで、ワルファリンの作用を動物モデルで再現し、相互作用機構の解析を行っています。フルオロウラシル系抗がん薬とワルファリンの相互作用が薬物動態学的な相互作用ではなく、薬力学的な相互作用を明らかにしてきました(4)。
これら以外にも、臨床で活躍している薬剤師の方々と多くの臨床研究を行ってきました。例えば、薬局において患者さんに簡単な運動を指導するだけで、フレイル(健康な状態と要介護状態の中間の段階)の予防になることを明らかにしてきました(5)。
(1) Fujita M., et al., Cancer Lett. 2011, 312(2):219-227.
(2) Fujita M., et al., J Exp Clin Cancer Res. 2017, 36(1):91.
(3) Tsujiya Y., et al., Biol Pharm Bull. 2022, 45(3):276-283.
(4) Hasegawa A., et al., Xenobiotica. 2022, 52(6):608-612.
(5) Hirota N., et al., BMC Geriatr. 2023, 23(1):225.

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