教員情報詳細
- 所属名称
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健康・スポーツ科学部 スポーツマネジメント学科
- 資格
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准教授
- 学位
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博士(体育学), 修士(体育学)
- 研究分野
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スポーツ心理学
- キーワード
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運動学習, 認知, シミュレーション, 観察
- メールアドレス
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- 個人
- kana_g23
mukogawa-u.ac.jp
体操は徒手体操をはじめ体つくりや動きつくりの基本を通して自己の健康・体力を維持増進しようとする運動です。また、体つくり運動(学習指導要領)の体ほぐしの運動と体の動きを高める運動では、体の柔らかさ、巧みな動き、力強い動き、動きを持続する能力を高めることなど、種々のスポーツにおいて欠かすことができない動きの習得を目指し、授業では身体の基本的操作と創作能力や実践能力を養っていきます。
写真*手具を使った運動(ボール)
ヒトは視覚情報を用いて運動パターンを正確に認識することができる.本研究の目的は,熟達度別に異なる光点条件でも動きが認知できるかどうか検討するとともに,観察経験と遂行経験による運動認知の正確性の違いを検討することである.参加者は,体操競技の審判員,上級者,中級者,初心者各 10 名,計 40 名を対象とした.光点の数は 2 ポイント,4 ポイント,10 ポイントとした.呈示した動作は,体操競技の技(後方宙返り・側方倒立回転)・ダンスの 3 種類とした.被験者には,技に対する正確な回答と確信度と運動表象の回答をするよう求めた.その結果,光点数が多いほど正答数が高く,確信度も高かった.また,審判員と上級者は初心者よりも正答数ならびに確信度の高い結果がみられた.本研究の結果より,運動の認知には経験等により培われた運動イメージが重要であり,これらを身につけることで少ない視覚情報においても動きを補完し,正確な動きを認知することができる.
キーワード:認知,熟達度,観察経験,遂行経験
トレーニング科学.34(4):309-322.2022.