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2024.10.22 現在

教員情報詳細

坂井 和明(サカイ カズアキ)
サカイ カズアキ 坂井 和明 Kazuaki Sakai
所属名称

健康・スポーツ科学部 健康・スポーツ科学科

資格

教授

学位

博士(体育科学)
修士(体育学)
学士(体育学)

研究分野

コーチング学、トレーニング科学、スポーツ運動学

キーワード

球技、技術・戦術、コーチング、質的研究、専門的持久力

社会貢献活動

関西女子学生バスケットボール連盟理事

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コーチングブログ『坂の上の夢』

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教育研究業績書

https://www.mukogawa-u.ac.jp/gakuin/gyoseki/pdf/id_31170.pdf

バスケットボールにおける技術の構造化に関する研究

 バスケットボールでは、シュート、ドリブル、パス……と、目的に応じて多様な技術が発達しています。近年では、各技術が加速度的に進化し、多様なバリエーションが生み出されています。そのため、指導場面においては、どうしても指導内容が量的に増えるという問題が発生します。指導内容が量的に増え羅列的・網羅的に指導すると、練習時間が長くなったり、一つ一つの内容に対しての練習時間が相対的に減ったりという悪循環が発生し、結果的に習熟度合いが低く試合場面で通用しなくなってしてしまいます。
 この技のバリエーションが増えることによって指導内容が増えるという問題を解決するために、技術を構成する基礎技能に着目し、一つの技術は基礎技能の組み合わせによって成立しており、構成要素を組み替えたり、組み合わせを変えたりすることで技術が変化・発展するという「基礎技能→基本技→変形・発展技」モデルを採用することにより、多様なバリエーションを体系的に捉え系統的に指導する方法が明らかになっていきます。
 公認指導者養成会でも、「基礎技能→基本技→変形・発展技」モデルを使った技術のバリエーションの指導方法について指導しています。その際には、バリエーションを作っていくための練習と情況に応じて使えるようになるための練習方法を、SDDLモデルを使って解説しています。

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