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2024.10.22 現在

教員情報詳細

布谷 麻耶(ヌノタニ マヤ)
ヌノタニ マヤ 布谷 麻耶 Maya Nunotani
所属名称

看護学部 看護学科

資格

教授

学位

博士(看護学)

研究分野

看護学

キーワード

臨床看護学, 慢性病看護学

社会貢献活動

日本難病看護学会理事・代議員, 日本難病看護学会編集委員, 日本難病看護学会難病看護師認定委員会実行委員, 日本慢性看護学会編集委員, 日本看護科学学会和文誌専任査読委員

教育研究業績書

https://www.mukogawa-u.ac.jp/gakuin/gyoseki/pdf/id_53307.pdf

炎症性腸疾患患者さんの治療選択の意思決定を支える

難病の炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)は、近年、生物学的製剤を中心に治療の選択肢が増えています。治療の選択肢が増えることは、とくに現行の治療では病状が改善しない患者さんにとって希望となりうるものですが、病因や治療のエビデンスの不確かさ、また同じ疾患であっても患者さん個々で症状や治療の効果・副作用の現われ方が異なるために、その治療が適したものなのかを判断し選択するのは、患者さんと医療者双方にとって非常に困難な課題となっています。そこで、患者さんの治療選択に関する意思決定支援について文献レビューを行い(1)、意思決定プロセスの明確化(2)、意思決定を支えるためのツール開発(3)に取り組んでいます。また、患者さんと医療者が協働して医療上の意思決定を行うShared Dicision Makingの関連要因について明らかにする研究(4)にも取り組んでいます。
1) 布谷麻耶:炎症性腸疾患患者における治療選択の意思決定支援ー国内外の文献検討ー, 日本慢性看護学会誌,13(1),2-9, 2019.
2) 布谷麻耶、鈴木純恵:炎症性腸疾患患者の生物学的治療選択に関する意思決定プロセス, 日本看護科学会誌,36,121-129, 2016.
3) Nunotani M, Takahashi M, Aoyama N.:Development of a decision support tool for patients with Crohn’s disease considering biologic treatment, Journal of International Nursing Research, in press, 2025.
4) Nunotani M, Ishibashi C.:Gastroenterologists’ perceptions and practice regarding shared decision-making for patients with Crohn’s disease, Journal of the Japan Academy for Health Behavioral Science, 35(2), 30-39, 2021.

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