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2024.10.22 現在

教員情報詳細

増田 和高(マスダ カズタカ)
マスダ カズタカ 増田 和高 Kazutaka Masuda
所属名称

心理・社会福祉学部 社会福祉学科

資格

准教授

学位

博士(学術)大阪市立大学

研究分野

障害者福祉, 高齢者福祉, 地域福祉

キーワード

ケアマネジメント, アドボカシー, 地域づくり

社会貢献活動

早稲田大学総合研究機構災害復興医療人類学研究所(招聘研究員), 一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟主催「社会福祉士・精神保健福祉士国家試験受験対策web講座」講師, 全国社会福祉協議会,全国地域包括・在宅介護支援センター協議会発行「地域包括・在宅介護支援センターによる地域づくり実践マニュアル」執筆, 全国障害者総合福祉センター全国管理運営研修会講師

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心理・社会福祉学科

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  • k_masudaアットマークmukogawa-u.ac.jp
教育研究業績書

https://www.mukogawa-u.ac.jp/gakuin/gyoseki/pdf/id_71405.pdf

福祉の可能性は無限大!!

「人が幸せに生きようとすることを後押しする」という福祉の考えは、我々の生活の至る所で求められてきます。家族が、友人が、そして自分自身が、何かの出来事で「幸せに生きよう」と思うエネルギーを損ねたとき、この「福祉」の考え方を持つ人が側に一人でもいれば、とても心強いものです。大学では「福祉」の考え方や実践のための技術などを学び、実習をとおして実践力に磨きをかけていくことになります。その中でもケアマネジメント研究室では特に「権利」という考え方に焦点を当て“人々の当たり前の権利を護るために福祉に何ができるか”ということについて福祉の魅力と可能性を起点に研究を行っています。関心のある方は是非一緒に学びましょう!

近年の研究内容

これまで、「福祉(ソーシャルワーク)」における援助技術である「ケアマネジメント」と「権利擁護(アドボカシー)」について研究を進めてきました。多くの人たちが、「福祉的支援が必要」となったときに、「誰に相談すればよいのか」「どのようなサービスが使えるのか」ということについて戸惑ってしまうものです。そうした時に、生活上の困り事に丁寧に寄り添ったアセスメントを行い、必要な社会資源をコーディネートしていく方法論がケアマネジメントです。また、ケアマネジメントを展開するうえで、大切にすべきことがその人が持つ「権利」になります。福祉的支援が必要となった人たちは、混乱や生活上の苦しさから私たちが当たり前に行使している「生きるうえでの権利」を、自ら行使することが難しくなっていることも少なくありません。そうした権利性に焦点を当て、自らの権利を自ら護ることができる状況(セルフアドボカシー)を目指してどのような支援を実践していくべきかということをケアマネジメントという方法論と併せて研究しています。

【主要著書】
・『これだけは知っておきたい!発達障害のある子どもへの支援にかかわり方―専門家から学ぶ保育の困りごと解決BOOK』(共著)学研,2023年.
・『ソーシャルワークの理論と方法』(共著)みらい,2021年.
・『相談援助職のための事例研究入門』(共著)中央法規出版,2020年.
・Human Science of Disaster Reconstruction;An interdisciplinary approach to holistic health following the Great East Japan Earthquake and Fukushima nuclear disaster(共著)インターブックス,2019.
・『フクシマの医療人類学』(編著)遠見書房,2019年.

【主要論文】
・「地域包括ケアの考え方とチームアプローチ」『老年精神医学雑誌』第35巻第6号,ワールドプランニング,pp.617-622.2024.
・「ネットワーク構築のための地域活動支援実践とその構造:地域包括支援センターの実践に関する調査をもとに」『日本の地域福祉』第30巻,日本地域福祉学会,pp.117-129.2019.
・「構造方程式モデリングによるケースアドボカシーに着目したサービス調整実践に影響を与える要因の検討」『在宅ケア学会誌』第16巻第1号,ワールドプランニング,pp.36-43.2012.
・「ケアマネジメントにおけるケースアドボカシーに着目したサービス調整と所属組織内・外における協働体制との関連」『介護福祉学』第19巻第1号,ワールドプランニング,pp.5-15.2012.

【学会発表】
・「介護支援専門員の仕事に対する姿勢-クワイエット・クイッティング(静かな退職)に焦点をあてて-」日本社会福祉学会第72回秋季大会.2024.
・「介護支援専門員の仕事に向き合う姿勢とその影響ーワーク・エンゲイジメントと関連する概念からの整理ー」2023年度ケアマネジメント学会全国大会.2023.
・“Strength-based Approach in Prevention and Rehabilitation”the 12th Asia /
Oceania Regional Congress of Geriatrics and Gerontology (IAGG2023) .2023.

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