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2024.10.22 現在

教員情報詳細

村上 加代子(ムラカミ カヨコ)
ムラカミ カヨコ 村上 加代子 Kayoko Murakami
所属名称

教育学部 教育学科

資格

准教授

学位

M. A.

研究分野

ディスレクシア, 英語指導法, 英語基礎リテラシー習得, インクルーシブ教育

キーワード

英語読み書き指導、ディスレクシア

社会貢献活動

英語教育ユニバーサルデザイン研究学会会長

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AUDELL

メールアドレス
  • 大学
  • 73116アットマークmwu.jp
教育研究業績書

https://www.mukogawa-u.ac.jp/gakuin/gyoseki/pdf/id_73116.pdf

英語の読み書きが苦手になるのはなぜ?

日本人の多くは「英語が苦手」です。
世界的にも日本の英語力は低迷しており、「日本人は英語ができない」ことで知られています。
ですが、数学や国語では世界的にもトップクラスのレベル。

すべてできないのではなく、英語だけが極端に低いようです。

この現象は、なぜ生じるのでしょうか。
子ども(学習者)のせいでしょうか。そのほかにも理由がありそうです。

わたしの研究は、英語習得の躓きを「ディスレクシア」(dyslexia)という読み書き障害の研究を参考にしながら、
英語の読み書き初期段階において、「なぜ習得がうまく進まないのか」を明らかにすることです。
なかでも、日本語母語の影響が、英語の音声を聞く際にどのように影響し、それが読み書きにどう影響するのかについてはまだ明らかにされていないことが多くあります。
また、日本では音韻意識やフォニックス指導が明示的・体系的に指導されていないため、
手探りで自分なりの暗記方法に頼るしか選択肢がないという環境も影響している可能性があります。

「がんばっているのに、英語の単語が読めない、書けない」という子どもを一人でも減らすために、
実証的な研究や、学会活動も行っています。

大学では、みなさんが中学校や高校で学んだような「暗記する英語」ではなく、
音から文字に変換する、文字を音声に変換するというプロセスについて理解し、
小学校や中学校での指導に生かせるような活動も紹介しています。

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