2024.10.22 現在
教員情報詳細

ヤスイ ナオミ
安井 菜穂美
Naomi Yasui
- 所属名称
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薬学部 薬学科
- 資格
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講師
- 学位
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博士(薬学)
- 研究分野
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生活習慣病予防
- キーワード
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肥満・メタボリックシンドローム
生活習慣病予防研究、生活習慣病疾患モデルからみえる脳科学的変化
生活習慣が引き金となって発症する疾患は、自覚症状なく進行し、ひいては命の危険を及ぼす状況まで進展する。このような疾患は環境因子だけでなく、遺伝因子との相互作用が指摘されているが、環境因子を変化させることで症状の改善・発症予防が可能である。環境因子で影響が大きいのは食生活であるが、私たちが口にする食物の中でも薬ほど効果はないが、有効成分を含む植物由来因子も多い。植物由来の生活習慣病予防効果のある成分、物質の探索および解析を研究している。
また、生活習慣病の疾患モデルとして、肥満・高血圧ラットの開発に携わってきた。高血圧因子を遺伝的に有するモデルラットの中には、血圧上昇前の若年例において異常行動を示すものがある。異常行動とその脳の状態について解析し、異常行動に関係する組織学的解析を行う。