教員情報詳細

- 所属名称
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食物栄養科学部 食創造科学科
- 資格
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教授
- 学位
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Ph. D.(博士 分子生物学)
- 研究分野
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食品衛生学、食糧資源保存学
- キーワード
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常温ガラス化技術、食品ロス問題、持続可能性
今、私たちの『地球』は様々な要因により、グローバル規模の異常気象、食糧不足、栄養問題などが常態化しつつあります。 例えば、先進国で飽食による肥満問題がある一方で、 後進国で学童期の子供が飢餓に瀕しています。食糧自給率の低い日本は決して他人事ではありません。つまり、食糧資源問題の解決こそ、現代社会が直面する最も根本的な課題だと言えます。
吉田研究室では、食品衛生学(食糧資源保存学)を主な研究領域として、いま社会で話題となっている食品ロスの問題とこれまで長く取り組んできました。この問題を解決するには、まず食品ロス削減策として何が有効であるかを見極める必要があります。このため、食品ロス問題に関する全国規模の調査研究をいま進めています。
また、モノを作り出すサイエンスは進歩しても、モノを保存するサイエンスは遅々として停滞気味です。もし食品食材の保存期間を延長できれば、在庫調整を容易にし、食品ロスを大幅に減少させることが可能になるでしょう。当研究室では、ゲームチャンジャーとなりうる常温ガラス化技術の開発を行い、エネルギーを消費せず、長期間に亘って安定した食品保存を実現できる基礎研究にも取り組んでいます。
以上のように、当研究室では最終目標となる食品ロス問題の解決に向けて、調査系と実験系の双方からアプローチをかけるユニークな研究活動を展開しています。なお、食物栄養科学部の教育カリキュラムのなかでは、主担当の食品衛生学及び食品衛生学実験のほか、グローバルな食糧資源問題と関連するグローバルフード学、食の国際理解、栄養学英語、卒業研究英語などの授業や実習を担当しています。